長い緊急事態宣言が2021年10月1日(金)にあけてから、展示会に来場者が増え始めた矢先に、2022年1月21日(金)から2月13日(日)まで、まん延防止措置が実施されることになりましたね。
2022年の展示会イベントってどうなの?
まだ先が見通せない2022年。展示会出展に関して悩むマーケティングご担当者様も多いかと。そんな悩みを抱えたマーケティングご担当者様の出展判断のひとつの材料として「2021年の緊急事態宣言あけの秋冬展示会状況」「2022年の展示会出展におけるプラン設計」についてご案内させていただきます。
2021年の緊急事態宣言あけの秋冬展示会状況はどうだったか。
下記にて、あくまで一部ですが2021年の緊急事態宣言あけの秋冬展示会来場者状況を記載します。
■2020年と比べた2021年の来場者比率
第12回 Japan IT Week 秋 |
2019年 |
40,927 |
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※2020年は春秋合同開催:22,315名 |
2020年 |
22,315 |
55% |
2021年10月27日(水)~2021年10月29日(金) |
2021年 |
22,792 |
102% |
2020年は春秋合同開催の人数にも関わらず緊急事態宣言あけは、それを上回る来場者数。
Inter BEE 2021 |
2019年 |
40,375 |
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※2020年はオンライン開催のみ |
2020年 |
21,506 |
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2021年11月7日(水)~2021年11月19日(金) |
2021年 |
18,308 |
85% |
2020年はオンライン開催のみだったが、2021年は2020年に近い数字。
2021年もオンライン開催実施しているので、オンラインと合わせたら上回る参加者数になると思われる。
第23回 インターフェックス東京 |
2019年 |
42,000 |
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2020年 |
中止 |
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2021年12月08日(水) ~ 2021年12月10日(金) ※2020年中止のため2019年と2021年の比較 |
2021年 |
18,105 |
43% |
2020年は中止だったため、あくまで2019年との比較。
もちろん、2019年と比べてしまうと来場者数は大きく半減していますが、2020年と比べれば来場者が増えてきている展示会もあり、2022年こそはさらに来場者が増えることを期待していました。
しかし、ここにきてオミクロン株からの、まん延防止措置……。
来場者に関しては、この期間中はもちろん期待できません。また、今後もいつこのような状況になるか予想はできないですよね。
2022年は展示会出展におけるプラン設計の考え方を、いままでと変える必要がある。
2022年は、まだ先が見通せない状況です。そのため、来場者が少なかった場合も想定して「展示会を起点」に広い視点でプラン設計を考えることが必要。
いままで展示会出展と言ったら「×××件のリード取得がKPIだから、ターゲットが気になるだろう製品置いて、パネル置いて、来場者来たら接客して、名刺もらって……」というように一般的な考えで出展を考えていた人もおられるかと。
でもそれだと
展示会自体の集客に依存してしまい、バックアップはとれないですよね。
2020年-2021年で、BtoBマーケティングでは、デジタルの手法が、ものすごく浸透されました。だからこそ、デジタルも含めて包括的に何ができるかを検討したプラン設計をすべきです。
また、緊急事態宣言などが発生した場合を想定して、バックアップを検討しておくことも重要。
VUCA時代なんて言われていますが、まさにその通りで
“想定外の出来事が起こる”ことも考えて準備をするべきですよね。
2022年 展示会を成功させるためには?
リードジェネレーション、コミュニケーション、ブランディング、マーケットリサーチ、など、展示会だけでなくデジタルでもできることはあります。しかし、展示会に出展することでしか訴求できないことも多くあります。展示会出展を起点として「その価値をいかにデジタルも駆使し訴求していくか」というのが2022年における展示会を成功させるポイントになってきます。
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「まさに、2022年の展示会出展に関して悩んでいた!」という方は、ぜひお気軽に下記フォームよりお問い合わせくださいませ。猿人はサルしかいませんが「お客様のご期待に応えられる柔軟なBtoBマーケティングの提案」ができるよう日々精進しております。