展示会で歩く広告をやったら怒られました

渡 元春

本業はカヌー選手、渡です。
展示会場での集客には誰もが悩むところ。ブースのデザイン、プレゼンテーション、コンパニオンによる呼び込みなどなど、どのブースもあの手この手で人を呼び込もうと必死です。

以前、「掟破りの猿人流展示会プラン」ではブース内に通路を作ってしまおうというアイデアをご紹介しました。事務局が作ったルールのグレーゾーンを攻めていく猿人ですが、今回ご紹介するのもそんなグレーゾーンを攻めていった結果、禁止されてしまったもの。

そのアイデアとは・・・

【歩く広告~サンドイッチマン~】

それはスタッフにパネルを着せて会場内を練り歩かせるというもの。

それはスタッフにパネルを着せて会場内を練り歩かせるというもの。

「えっ、そんなの当然アウトでしょ!」という声が聞こえてきそうですが、この時のレギュレーションによると「通路部分・ラウンジ等の自社小間以外でのパンフレット配布、アンケート回収、呼び込み等の営業行為を禁止いたします。」とのこと。

ということは

ということは・・・、「衣装を着てただ歩いているだけで一言も言葉を発しなければ、イケるんじゃなかろうか!」と考えました。

コンパニオンやナレーターさんも衣装を着たまま休憩をしたりしています。それと同じで、たまたま派手な衣装で会場を歩いているという体で言い逃れよう、という作戦です。

今思うと無茶なプランでしたが、1回目は主催者さんに苦い顔をされながらも3日間「禁止!」とは言われずに押し通すことに成功しました。

集客効果がどれほどあったかはなんとも言えませんが、光る目立つノベルティーを持っていたこともあってか、ブースの方は非常に好評で、プレゼン時にはかなり混雑ができておりました。「なんか変な格好の人が歩いてたよね」という声もちらほら。

声を出すと呼び込みになってしまうので、ひたすら無言で会場を歩くサンドイッチマンはシュールで目立っていたことでしょう。

目立っていたしおもしろい、ということでこのプランもう一度採用が決まりました。しかし、残念ながら2回目は営業行為とみなされ「禁止」を宣告されてしまいました。無念。

会場の入り口近くのかなり混雑したところを攻めたため事務局に目を付けられてしまったようです。。。

ということで、サンドイッチマンはブースから離れたところを歩くのはNGですが、プレゼンの集客用には手持ち看板より目立って面白い場合もあります。

着るパネルを作るのは簡単なので、チャレンジしてみたいという方はぜひご相談ください。

また、先日、インターネットで手持ち看板の材料を探していたところ、おもしろい商品を見つけました。

「着せ看板」

パネルほど目立たないですが

パネルほど目立たないですが、A3サイズで簡単に作れるので思わずポチってしまいました。

まだ使ったことがないので、ぜひ使いたいという方はお声がけください(^o^)/

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