猿人のアイデアマンに聞く、ロジカルでユニークな企画の作り方

猿知恵
渡 元春  2019.06.10

毎週のように水と戯れているカヤック大好き渡です。

 

マーケターの皆さまにとっても、それを支える私たち広告代理店にとっても関心の高い企画力やアイデア力。なんとなくもやもやとしたイメージはあるんだけど、うまく企画やアイデアに落とし込めない、そんなもどかしさに悩んだことがある方も多いのではないでしょうか?

 

企画力や独創的なアイデアを強みの一つとしている猿人ですが、その中でもお客様から定評のある猿人一のアイデアマン-中野大輔にロジカルに企画をまとめるポイントや常識に縛られないアイデアの出し方を聞いてみました。

 

渡 :「日ごろからお客さんからも社内からも企画やアイデアの相談を受けている中野さんですが、昔からアイデア出しが得意だったんですか?」

 

中野:「いやぁ、そんなことはないよ。俺、昔は常識的な奴だなって言われてたから、自分のアイデアが変わってるとか思ったこともなかったなぁ。」

 

渡 :「中野さんが常識人だと思われていたんですか!?打ち合わせには派手な柄物Tシャツで登場、昼夜逆転したり時間通り会社に来ない中野さんが!?」

 

中野:「いやいや、俺ほど真面目で常識的な人間は他にいないよw」

 

渡 :「そんな中野さんが企画やアイデアで評価されるようになったきっかけはありますか?」

 

中野:「前の会社で下っ端時代を抜け出して徐々に自分のお客さんが増えてきた時に『中野のアイデアは変わってるよね』って言ってくれたお客さんがいて、そのころから徐々に自分の武器はそこなんじゃないかって自覚して、狙って人と違うことを考えるようになったね。まじめなアイデアを考える人は周りにもたくさんいるし、自分はズレててもいいんじゃないかなって。」

 

渡 :「意識的に人と違うことを考えようとしてきたんですね。具体的にはどのように考えていくのですか?」

 

中野:「まず皆は何を考えているのか、その考えのベースは何か、なぜ?なぜ?なぜ?と掘り下げて分解していって、お客さんに提示されている条件や要望を整理、分析をすることを心がけてるかな。お客さんが考えているやりたいことや出したい成果と、使えるリソースやいろんな条件をすべて分解して整理して道筋を立ててあげると、こんな方法もあるんじゃないかとか、もっと違った結果が出せるんじゃないかとか、いろんなアイデアを出す土台ができてくるんだよね。」

 

 

渡 :「なるほど。アイデアの泉のようなところから自然と湧き出てくるわけじゃなく、ロジカルに考えているんですね。」

 

中野:「突拍子もないアイデアとかただ奇抜なだけなアイデアって、お客さんの要望にハマらないことが多いんだよね。猿人が相手にしているBtoBマーケティングでは何か数字的な結果やロジカルな戦略が求められていて、そこに沿ったアイデアであることが重要。」

 

渡 :「分解して分析して、お客さんの要望に沿ってアイデアを考えているんですね。」

 

中野:「しっかり分解と分析をして道筋が立つと、お客さんの期待してる範囲とか頭の中にある範囲が見えてくるから、そこから少しはみ出た道筋や結果を立てられると他にない企画として喜んでもらえることが多い。でも、さっき言ったみたいにはみ出しすぎているものは求められている提案ではなくなってしまう。」

 

 

中野:「結果的に、自分の場合はそもそもアイデア出しを求められているというより、もやもやして固まりきっていないお客さんの企画を第三者的な立場で分解、分析、評価することを求められているケースが多いんだよ。こういうことですよね?って整理してあげるとお客さんとのディスカッションもどんどんアイデアが出てきて社内に通せるような内容にブラッシュアップすることもある。」

 

渡:「企画をまとめていく思考方法はとても参考になりました!ありがとうございます。」

 

中野:「この分解と分析は、自分の中にストックされているいろんなアイデアを具体的に企画に落としていくときにもとても重要。一見、お客さんの要望にははまりそうにないアイデアでもお客さんの要望を細かく分解するとハマるピースが見えてくるんだよね。それについては長くなるからまた次回説明するよ。」

 

 

渡 :「勉強になりました!」

 

猿人ではお客様のもやもやっとした課題やご相談をしっかり企画に落とし込んでご提案することを得意としています。もし読者の皆さまで企画にお困りの方がいたら、ぜひ、なぜその企画を考える必要があるのか、その理由は何か?さらにその理由は何か?条件や制約は何か?なんでそんな条件になっているのか?などなど掘り下げて分解することを試してみてください。もやもやしていたものが晴れ、さらに新しいアイデアが生まれるかもしれません。

 

それでも、もやもやが晴れない場合は・・・、一度猿人に丸っと投げてみましょう(笑)
ありがとうございました。

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